こんにちは
看護師大家のたかのです。
今回は日本政策金融公庫に融資申し込みを行ったので、そちらについてシェアをしていこうと思います。
やっぱり事業が小さい間は日本政策金融公庫へお世話になることも必要かと思います。
そもそも日本政策金融公庫知らない方は是非今回の記事を読んでみてください。
私のプロフィールはこちらを参照してください。(看護師×大家 たかの)
についてあまり馴染みがないと思うので、概要から説明していきます。
日本政策金融公庫の概要
**日本政策金融公庫(JFC: Japan Finance Corporation)**は、政府が100%出資する政策金融機関です。
国が経営している金融機関ということです。
そのため国内の中小企業、個人事業主、農林水産業者、地域活性化事業者などに対し、金融支援を通じて経済発展を支える役割を担っています。
不動産賃貸業を含む多様な事業分野への資金供給を行い、特に起業初期や運転資金が必要な状況で、民間の金融機関ではカバーしにくい部分を補う役割を果たしています。
通常の金融機関で融資が下りない築古物件等でも融資が下りる可能性があります。
主な特徴としては以下の点が挙げられます。
1. 低金利の融資
民間銀行よりも低金利で融資が受けられるため、資金負担を抑えられます。webの情報ですが、最大金利は2.9%となっています。
めちゃくちゃ低いですね
2. 創業期支援
創業間もない事業者やこれから事業を始める人に対する支援が充実しています。こちらは創業7年以内の事業者や女性の起業家にも支援を行っていることも特徴の1つです。
3. 審査基準の柔軟性
一定の基準を満たせば、不動産の担保や信用力が限定的でも融資が可能です。
こちらについては今後確認していきますが、私の知り合いからはある程度現金が必要な融資条件となる可能性があると言う情報もあります。
実際の融資条件については後日記事に書いていこうと思います。
不動産賃貸事業に対する融資状況
日本政策金融公庫は、不動産賃貸事業を開始する個人や法人向けに特別な支援を提供しています。近年、不動産投資や賃貸事業への注目が高まる中、創業支援や設備投資に対する融資枠を設け、物件購入や改修、運転資金の確保をサポートしています。
主な融資プラン
1. 新創業融資制度
創業後2期以内、またはこれから創業する事業者向け。無担保・無保証人で利用可能な融資制度です。物件購入費、内装工事費、設備導入費などが対象です。
物件の購入を他行で融資を受けて購入してリフォーム費用を日本政策金融公庫から受けると言うことも可能です。
2. 生活衛生貸付
旅館業や民泊事業などの賃貸に関連する事業を展開する場合に利用できます。地域の観光活性化や災害復興を目的とした資金調達に適しています。
3. 普通貸付
設備投資や事業の運転資金として幅広く活用可能です。物件の修繕や入居者対応の費用として利用されるケースが多いです。
現在の融資の動向
• 起業家支援の強化
創業支援の拡充に力を入れており、特に賃貸経営初心者にも積極的に融資を行っています。
• 地域活性化を目的とした融資
地方の空き家対策や再生可能エネルギーを取り入れた住宅事業に対しても融資を推進。
• コロナ後の融資支援
需要が低迷した観光業や都市部の賃貸市場をサポートする特別措置が設けられています。
Webからの融資申請方法
日本政策金融公庫では、オンラインで融資申請手続きが可能です。以下はその手順です。
1. 公式サイトへのアクセス
日本政策金融公庫の公式ウェブサイト(https://www.jfc.go.jp)にアクセスします。「事業資金の借り入れ」セクションから対象となる融資制度を確認しましょう。
2. 必要書類の準備
オンライン申請では以下の書類が必要です:
• 事業計画書
賃貸事業の概要、収支予測、事業の強み、試算表などを明記します。
• 見積書・契約書
購入予定物件の資料やリフォーム工事の見積書。
• 本人確認書類
運転免許証や住民票など。
また、必要に応じて担保物件の情報や保証人の詳細が求められる場合もあります。
3. オンラインフォームの入力
専用フォームにて以下を記入します:
• 事業内容
• 資金の使途
• 希望する融資額や返済期間
フォームはシンプルな構成で、必要情報が一目でわかるよう工夫されています。
4. 書類のアップロード
準備した書類をPDFまたは画像形式でアップロードします。書類の内容が不明確な場合は、公庫から連絡が来ることがあります。
5. 申請完了後の流れ
申請が完了すると、公庫の担当者から面談日時の連絡があります。オンライン面談または対面面談が選択可能で、融資の条件や計画の詳細が確認されます。
日本政策金融公庫に初めて行く方へのアドバイス
初めて不動産賃貸事業を始める方にとって、日本政策金融公庫の融資は大きな助けになります。しかし、融資を受けるためには計画性が重要です。
• 事業計画書は丁寧に作成
数字に基づく収支計画や、事業の強みを具体的に示すことが信頼を得るポイントです。
これについては、どの金融機関でも同様です。
• 少額から始める
初めての場合、高額な融資を受けるよりも少額からスタートし、実績を積むことで次回以降の融資が受けやすくなります。
信用貯金を積み立てていくということですね
• 面談では誠実さを重視
計画が未完成でも、正直に伝えた上で具体的な改善案を示せば好印象です。
日本政策金融公庫の融資を活用し、堅実なスタートを切るために、事前の準備を怠らないことが成功への第一歩です。