こんにちは
看護師大家のたかのです。
今日は劣化対策等級がついてる収益不動産のメリデメについて書いていきます!
私のプロフィールはこちらを参照してください。(看護師×大家 たかの)
では書いていきます!
劣化対策等級がついている不動産投資には、いくつかのメリットとデメリットがあります。
ですが、、、
そもそも劣化対策等級ってなに?
このように思う方もいると思います。
一言でいうと
劣化対策等級は住宅の耐久性や劣化しにくさを評価する基準のことです。
この等級が高いと、住宅が長期間にわたって良好な状態を保てることが期待されます。ちなみに最高は3級です。
3級の場合60年〜90年暮らすことができるとされてます。
不動産投資においても、この等級が重要な要素となることがあります。それでは、劣化対策等級がついている不動産投資のメリットとデメリットを5つずつご紹介します。
メリット5選
1. 長期的な資産価値の維持
劣化対策等級が高い住宅は、耐久性が高く、劣化しにくい構造になっています。
そのため、先に書いた通り通常よりも建物の寿命が長くなることが期待でき、建物のメンテナンスや修繕にかかるコストを抑えられる場合があります。
また、建物の状態が良好に保たれれば、資産価値も比較的長期間にわたって維持できるため、長期的な不動産投資として有利です。
2. メンテナンスコストの削減
劣化対策等級が高い物件は、建材や構造に劣化しにくい材料が使用されているため、定期的なメンテナンスにかかるコストを削減できる可能性があります。
これにより、オーナーは予期しない大規模な修繕費用を避けることができ、キャッシュフローの安定化に寄与します。
3. 賃貸需要の向上
劣化対策等級の高い物件は、新しさや安全性、快適さが維持されやすいため、賃貸市場でも人気が高い傾向があります。
特に、長期的に住むことを重視するファミリー層などにとって、劣化しにくい物件は魅力的です。
4. 融資条件の優遇
劣化対策等級が高い物件は、金融機関によって融資条件が優遇される場合があります。
銀行や金融機関は、資産価値が下がりにくく、リスクが低い物件に対して、より低金利の融資や、長期にわたる融資条件を提示することがあります。これにより、投資家は有利な条件で資金調達ができる可能性があります。
劣化対策等級について知らない金融機関もあるのでアピールしたいポイントですね!
5. 環境への配慮
劣化対策等級が高い物件は、持続可能な材料や省エネルギー技術が使用されることが多く、環境負荷の低減にもつながり
ます。これは、近年の環境意識の高まりに合致し、将来的に環境規制の強化があった場合でも対応しやすい物件であるため、長期的な投資リスクを減らすことができます。
ここまではメリットですが、次はデメリットについてです!
デメリット5選
1. 初期費用が高い
劣化対策等級が高い物件は、耐久性を高めるために高品質な建材や技術を使用するため、一般的に建築コストが高くなります。
そのため、購入時の初期費用が他の物件よりも高くなることが多く、資金繰りの面で負担になる場合があります。
だいたい私のイメージは1Kで一部屋10,000,000円から15,000,000円台のイメージです。
2. 物件数の限られた選択肢
劣化対策等級が高い物件は、ここ最近できた基準です。なので築10年を超えてくるとあまりないです。
大体新築か築8年以下が今は多い印象です。2024年10月19日時点
これにより、希望する立地や価格帯での物件選びが難しくなる可能性があります。
立地によって違いがありますが、新築が多いので表面利回り高くても6%台の印象です。
3. 短期間での転売には不向き
劣化対策等級が高い物件は、長期的な資産価値の維持を目的としています。
そのため、短期間で売却して利益を得たいと考える場合には、必ずしも有利ではありません。
特に、物件価格の上昇が期待できないエリアでは、初期投資が高いため、短期的なリターンを得にくい場合があります。
こちらは不動産投資に全体的に言えますね。立地大事!
立地が非常に重要なことは以前の記事にも書いているので参考にして下さいね(1に立地、2に立地、3に立地)
4. 過剰な修繕コストの可能性
劣化対策等級が高い物件は、通常の物件よりも修繕の頻度が低いとされていますが、逆に劣化が発生した場合には、使用されている特定の高品質材料や技術に対応するために、修繕コストが高くなることもあります。
これにより、計画外の高額な修繕費が発生するリスクも存在します。
こまめに修繕が必要ですね。外壁塗装の大体の費用についてはこんなサイトもあるので参考にして下さい。
5. 投資回収に時間がかかる場合がある
初期投資が高いため、その分投資の回収に時間がかかる可能性があります。
賃料収入は安定しやすいものの、投資金額を回収するまでの期間が長くなるため、短期間で大きなリターンを望む投資家には向かない場合があります。
また、劣化対策等級が評価されにくい地域や市場では、期待するほどの家賃上昇が見込めない場合もあります。
こちらは金融機関がどのように評価するかによって異なります。
金融機関についてまとめた記事もあるので参考にして下さいね。(不動産投資を成功させる金融機関開拓の方法5選)
まとめ
今回は劣化対策等級のついている収益不動産のメリデメについて書いていきました。
劣化対策等級がついている不動産投資には、長期的な資産価値の維持やメンテナンスコストの削減など、長期的に安定した収益を期待できるメリットがある一方で、初期費用の高さや短期的なリターンの難しさといったデメリットもあります。
自分の投資スタイルや目的に合った物件を選び、劣化対策等級がその戦略に適しているかどうかを十分に検討が必要ですね。
引き続き学んで行動していきましょう!
本日もありがとうございました!