看護師たかの不動産日記 
こんにちは
看護師大家のたかのです。
今日は不動産投資でたまに見かけるリースバックについて解説していきます。
リースバックとは一言で言うと、自宅を売却して、不動産会社と賃貸借契約を結ぶことです。
もちろんメリットやデメリットがあるので、それについて書いてきます。
私のプロフィールはこちらを参照してください。(看護師×大家 たかの)
リースバックとは、自宅を一度不動産会社や投資家に売却し、その後賃貸契約を結んで、引き続き自宅に住み続ける仕組みのことです。
自宅を売却することでまとまった資金を得ながら、同じ場所に住み続けることができるため、近年注目されています。
しかし、メリットとデメリットの両面があるため、利用を検討する際には慎重に考える必要があります。
以下では、リースバックの主なメリットとデメリットについて解説します。
リースバックのメリット
1. まとまった資金が手に入る
リースバックの最大のメリットは、自宅を売却することでまとまった現金が得られる点です。
住宅ローンの返済や急な資金が必要な場合に、この方法を利用すれば資金調達が可能です。
特に高齢者の場合、年金だけでは生活費が不足することがあるため、自宅の資産価値を現金化する手段として有効です。
2. 引き続き住み続けられる
自宅を売却しても、そのまま賃貸契約を結び、今までと同じように住み続けることができるのがリースバックの大きな特徴です。
生活環境や近隣との関係を変えずに、現在の家に住み続けられるため、家族やペットと共に住み慣れた家を手放さずに済むのは大きな安心材料です。
3. 売却が目立ちにくい
通常の不動産売却とは異なり、リースバックは売却した後もそのまま居住できるため、周囲の人に売却が知られにくいです。
外部に家の売却を知られたくない場合や、家族に知らせずに資金調達したいときに有効です。
4. ローンが返済できる
自宅の売却によって得た資金で住宅ローンを完済できることがあります。リースバックを利用すれば、ローン返済が難しい状況でも、家を失わずに住み続けることができます。
5. 買い戻しの選択肢がある
リースバックでは、売却後に一定の条件で自宅を買い戻す権利が付与されるケースが多いです。
将来的に資金状況が改善した場合、再び自宅を所有することが可能です。
リースバックのデメリット
1. 毎月の賃料が発生する
自宅を売却した後は賃貸契約になるため、毎月家賃を支払わなければなりません。
売却によって得た資金で当面の生活費をまかなうことができても、家賃を支払い続ける負担が長期的には重くなる可能性があります。
特に高齢者の場合、年金だけで家賃を賄うのは厳しい場合があるため、慎重に検討が必要です。
2. 売却価格が市場価格より低いことがある
リースバックを提供する不動産会社や投資家は、通常、通常の市場価格よりも低い金額での購入を提示することが多いです。
これには、賃貸として引き続き運用するリスクを見越しているためです。そのため、資金調達のために自宅を売却する際に、想定していた金額が得られない可能性があります。
きちんと実勢価格を把握することも大事ですね。不動産投資家の場合場利回り重視で見ることがあります。そのため、価格が安くなる傾向があります。
3. 買い戻し価格が高くなることがある
リースバック契約では、買い戻し権がある場合でも、その価格は売却時の金額よりも高く設定されることが一般的です。
将来的に資金が準備できたとしても、以前より高額な買い戻し価格を支払わなければならず、実際に買い戻すのは難しい場合があります。
4. 賃貸契約の終了リスク
リースバックは基本的に賃貸契約となるため、一定期間が経過すると契約が終了するリスクがあります。
契約終了後、再契約できない場合や、オーナーが物件を手放すことを決めた場合は、引っ越しを余儀なくされることがあります。
特に定期借家契約の場合、契約期間満了後には退去を求められる可能性があるため、住み続けられる保証はありません。
5. 感情的なストレス
自宅を売却することで「家を失った」と感じることがあり、感情的な負担が生じる場合があります。
たとえ引き続き住み続けられたとしても、名義が他人のものであるという事実が心理的にストレスとなることがあります。
長年住んでいた自宅を手放すという選択は、感情的に難しい決断となる場合があります。
まとめ
リースバックは、急な資金調達が必要な場合や、住み慣れた家を手放さずに生活を続けたいという人にとっては有効な選択肢です。
しかし、毎月の家賃負担や売却価格の低さ、契約終了のリスクなど、デメリットも存在します。
家計や将来の生活設計をしっかり考慮し、慎重に判断することが重要ですね。
リースバックに興味がある方は、このようなサイトもあるそうです。参考にしてみてください。
引き続き学んで行動していきましょう！
本日もありがとうございました！
